## 個人情報保護法改正の影響
2022年4月施行の個人情報保護法改正により、福祉事業所にも新たな対応が求められています。
## 主な変更点
### 1. 利用者の権利強化
- 利用停止権の拡大
- 第三者提供記録の開示請求
- 短期保存データの開示請求
### 2. 事業者の義務強化
- 不適正利用の禁止
- 個人関連情報の第三者提供制限
- 漏えい等報告の義務化
## システム運用での対応策
### 技術的安全管理措置
#### アクセス制御
職員ID管理 → 権限設定 → ログ記録 → 定期監査
#### データ暗号化
通信暗号化 → 保存時暗号化 → バックアップ暗号化
#### 不正アクセス対策
ファイアウォール → 侵入検知 → ウイルス対策
### 組織的安全管理措置
- 個人情報保護責任者の設置
- 職員の教育・研修
- 外部委託先の監督
### 物理的安全管理措置
- 入退室管理
- 盗難防止措置
- 機器・媒体の管理
### 人的安全管理措置
- 職員の教育
- 誓約書の取得
- 権限管理
## 実践的な運用ルール例
### 1. アクセス管理
- 利用者情報は担当職員のみアクセス可能
- 管理者による定期的なアクセスログ確認
- 退職者のアカウント即座削除
### 2. データ管理
- 定期的なバックアップと暗号化
- 保存期間経過データの確実な削除
- 外部媒体への出力制限
### 3. 事故対応
- 漏えい事故の即座報告体制
- 影響範囲の迅速な特定
- 再発防止策の確実な実施